2005年12月12日 (月)
甲南大学現代講座を受けてきました。
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【場所】 甲南大学 142講義室 【日時】 12月10日(土) PM1時半 【講師】 富野 由悠季 【演題】 「ニュータイプを継承するために」 |
<はじめに> 富野監督と言えば、皆さんガンダムがすぐに頭に浮かぶでしょう。 演題もニュータイプという言葉が使われていて オタクなガンダム話かな?と思われる人も居ると思いますが 凄くためになる業界の話でした。
作品の考え方や、仕事とは何か、アニメと映画について マーケットについて等、勉強になる事ばかりでした。 その一部のお題をあげましょう。
■アニメで演出を極め、映画の世界に登りつめよう。 ■覚悟が無い限りアニメーターは一般社会生活は無理なので 親は子供を止めてください。 ■大人の真剣な話の内容を子供がその時理解出来なくても 10年後思い出し理解する。 ■子供の教育は3歳までに。仕事だからと子育てをしないのはダメ。 ■ガンダムのようなロボットアニメでも、立派な感動話を作れる。 ■世界観をしっかり作らないと、ビジネスに繋がらない。 ■子供に対して何を伝えるかが大事。物語とは人間ドラマ。 ■映画とは動く絵の事(2D・3D・実写)全て ■大衆娯楽=アニメ=芸能 ■業界や大人は何故、アニメと映画をわけたがるのか ■作画技術(アニメやCG)だけでは10年後生きていけない。 10年後でも見てもらえる作品作りの技術が必要(芸能) ■ニュータイプとは、人をキチンと理解し合える存在 ■人が狂えは人をも殺す結果になるので、それを阻止していたのは 昔は・・・お茶や能、日本庭園等の美や、しきたり。 今は・・・萌え・オタク等 美を追求していると平和である。
というような内容でした。 え!と思う内容もあるかもしれませんが、お話を全部聞いていると なるほどと思う事ばかりでした。
内容まで全部書いていたら大変なので気になった人は 言ってください。説明しますので(笑)
<PS> 大学生が運営を全てやっていたので、凄いなーと感心しました。
<PS2> 11日はガンダムSEEDの福田監督とラクス・クラインが 大阪アニメーション専門学校に来てました。 行きたかったのに、高校生限定でした(^_^;) |
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